これまであまり意識せずに使ってきたハイフン・マイナス・ダッシュの記号の厳密な違いと入力方法について調べてみました。
hypen(‐): いわゆるハイフン (U+2010)
figure dash(‒): 電話番号など (U+2012)
minus sign(−): マイナス符号 (U+2212)
en dash(–): 範囲を示す (U+2013) WindowsではAltを押しながらテンキーで0150か、MS WordではCtrl+テンキーのマイナスで入力可。
em dash(—): いわゆるダッシュ (U+2014) WindowsではAltを押しながらテンキーの0151か、MS WordではCtrl+Alt+テンキーのマイナスで入力可。
MS WordでUnicode文字を入れるには、上記のU+の後の4桁を入力して、それからAlt+xで変換するという方法もあります。
キーボード上のハイフン・テンキー上のマイナス符号はいずれもhyphen-minus(U+002D)という、上記とはまた別の記号です。
しかし、一般にはこのhyphen-minusがfigure dash・hyphen・minus signを包摂するものとして広く使われていますので、特に厳密に区分する必要がなければ、ダッシュ以外のハイフン・マイナス系統にはこれを使っておけばいいでしょう。
なお、記号の前後のスペースの有無等についてはスタイル等で異なるようです。
「en dash(–): 範囲を示す (U+2013) WindowsではAltを押しながらテンキーで0151」とありますが、0150の間違いではないでしょうか。
返信削除確かにen dashは0150でした。
返信削除ご指摘ありがとうございます。
記事を訂正しておきました。